HELP 復讐島 50点
2026年2月21日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:レイチェル・マクアダムス ディラン・オブライエン
監督:サム・ライミ
サム・ライミ監督作ということでチケット購入。

あらすじ
リンダ(レイチェル・マクアダムス)は勤め先の代替わりで副社長の座を約束されていたが、新社長のブラッドリー(ディラン・オブライエン)はそれを保留。チャンスを与えるためにタイ企業の買収に付き添えとチャーター機にリンダを乗せるが、その機が墜落。二人は島に流れ着くが・・・
ポジティブ・サイド
プロットは単純明快。南国の島で文明人二人は生きていけるのか。文明世界の上下関係は維持されるのか、変容するのか。『 キャスト・アウェイ 』を一人ではなく二人でやるとどうなるのか、という感じか。
パワハラ描写、暴力描写にエロではないお下劣描写がコミカルに描かれている。一方で恐怖描写もなかなかのもの。ヒグマ並みに怖いイノシシや、ホラー映画的な幻覚でも魅せる。この表現の融合と振れ幅がライミらしい。
サバイバル術に長けたリンダとプライドをなかなか捨てられないブラッドリーの上下関係が徐々に逆転していく様が痛快だ。互いに協力関係を築きつつも、虚々実々の馬鹿試合、ならぬ化かし合いもあり、コミカルだ。適度にシリアスになりつつ、アホなテンションで突っ走る作品だ。
ネガティブ・サイド
序盤でとある台詞があるが、もう少しうまく誤魔化してほしかった。あるアイテムの入手と同じく、この時点でオチというかクライマックスまで想像できた人は多かったはず。元々ブラッドリーがかなり活発な性格で・・・おっと、これ以上は野暮か。
リンダのキャラがにかなり気持ち悪い面があり、パワハラ被害者という側面があまり際立たなかった。普通のシゴデキ女史でよかっただろうに。
黒人差別は許されないが、タイ人差別・アジア人差別はOKであるかのような描写はいかがなものか。脚本家および監督の頭の中がアップデートされていない、あるいはそれが差別であると気付けていないのか。
総評
少ない登場人物と限られた空間で笑いあり、怒りあり、涙ありのドラマになっている。週末の暇つぶしにはちょうどいい。ただし、前述のようにアジア人差別(というか軽視か)と解釈されうる描写があり、そこをどう捉えるかで印象が少し変わる。パはわら気質の上司や会社に鬱憤がたまっているという向きなら楽しめるだろう。
Jovian先生のワンポイント英会話レッスン
You work for me.
「お前は俺のために働くのだ」という意味で、WWEのビンス・マクマホンがかつてエリック・ビショフやポール・ヘイマン相手にこのフレーズをしょっちゅう使っていた。単に上下関係を表すだけではなく、威嚇や脅迫の意味(You’re fired!)も含まれている。自分で使うことはめったにないだろうが、会社を舞台にしたドラマや映画を観る時に聞こえてくることがあるだろう。
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