Skip to content

英会話講師によるクリティカルな映画・書籍のレビュー

サラリーマン英語講師が辛口・甘口、両方でレビューしていきます

  • Contact
  • Privacy Policy
  • 自己紹介 / About me

タグ: キム・ファンヒ

『 哭声 コクソン 』 -韓流ジャンルミックス・ホラーの傑作-

Posted on 2020年7月2日 by cool-jupiter

哭声 コクソン 75点
2020年6月28日 レンタルDVDにて鑑賞
出演:クァク・ドウォン ファン・ジョンミン 國村準 チョン・ウヒ キム・ファンヒ
監督:ナ・ホンジン

f:id:Jovian-Cinephile1002:20200702223315j:plain
 

『 チェイサー 』、『 哀しき獣 』のナ・ホンジン監督の最新作(といっても2016年公開)。容易に読める展開が落とし穴。本作は観る者を思考の陥穽に引きずり込む危険なジャンルミックス・ホラーである。

 

あらすじ

平和な村、谷城(コクソン)で錯乱した村人が家族を惨殺する事件が続発する。原因は幻覚キノコなのか。犯人たちには奇妙な湿疹が見られた。村人たちは最近やって来た日本人の男(國村準)が怪しいと噂する。警察官のジョング(クァク・ドウォン)は事件を調査するが、自分の愛娘のヒョジン(キム・ファンヒ)にも奇妙な湿疹を発見する。そして、ヒョジンの人格も行動も変貌してしまう。ジョングは全てを解決しヒョジンを救うことができるのか・・・

 

ポジティブ・サイド

山中で國村準が鹿の生肉を貪り食うというホラー的シーンに始まり、コメディのように思えるジョングとその仲間のやり取りに行き着く。いったいこの映画のジャンルは何なのか。途中まではサスペンス兼ミステリー、だがある瞬間から物語はスーパーナチュラル・スリラーへ、そしてホラーへと変貌する。しかし、その結末はあまりにも多くの解釈の余地を残すものである。こうしたジャンルの変化が明確に、しかも途切れることなく起こりながら、そのことが物語の面白さをいささかも減じていない。例えば『 サンシャイン 2057 』などはSFで始まってホラーに至るが、その過程で面白さがごっそりと減っている。近年だと『 ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 』が、開始2分はアドベンチャー、その後アクション、その後コメディ、そこからホラー風味になり、最後はモンスター映画になるというジャンルの横断を見せたが、これが実に駄作。ジャンルを変えてしまうと、ストーリーに一貫性がないように映る。本作はそうしたマイナス効果を役者たちの強烈な演技力と、ナ・ホンジン監督の観る者を極限まで惑わせる演出によって強引にねじ伏せた快作、いや怪作である。

 

その役者で目立ったのは主演のクァク・ドウォン。フィルモグラフィーによると『 母なる証明 』や『 アジョシ 』にも出演していたようだ。そして『 哀しき獣 』では主人公の殺しのターゲットでありながら、その他暗殺者たちと素手で渡り合い、ある程度撃退してしまうというヤクザ顔負けの武闘派教授を好演していたのが印象に残っている。最初はどこかやる気のなさそうに捜査をしていて、時折コメディにすら思えるような振る舞いもあった。それが、娘ヒョジンの変化と共に事件に果敢に立ち向かう警察官に、苦難に勇敢に立ち向かう父親へと成長していく。『 チェイサー 』の主役を張ったキム・ユンソクもそうだったが、ナ・ホンジン監督は全く好感を持てそうにない中年男を戦うヒーローに変えていく手腕に実に長けている。

 

だが演技力という点では何と言っても子役のキム・ファンヒだろう。『 エクソシスト 』のリンダ・ブレアに匹敵するとまでは言わないが、それでも『 ゲット・アウト 』のメイドのおばさん並みの形相の変化を見せながら『 ウィッチ 』のケイラブ少年の死に際の絶叫を思わせる咆哮と卑罵語を繰り出してくる様は、そんじょそこらのホラー映画では決して生み出せない怖さを観る側に容赦なく植え付けてくる。悪夢にうなされて、目を覚ましたところを父親の腕の中で安堵して大泣きに泣くシーンがその前にあったせいで、余計に娘ヒョジンの変貌が際立って見える。日本の子役にこんな振れ幅のある演技をできる子はいるだろうか?という問いを自分に立てたが、これは愚問だった。一番若い日本の男性俳優で思い浮かんだのは菅田将暉、一番若い日本の女性俳優で思い浮かんだのは門脇麦、次に南沙良であった。

 

本作はおそらく村人たちの信頼関係を試している。というよりも、様々な不可思議な事象に翻弄される村人たちの姿を映し出すことで、観る者の思考や信念を揺るがそうとしている。本作で家族を惨殺してしまうほどに錯乱してしまう村人たちには湿疹と言う共通点がある。それが毒キノコによるものなのか、それとも國村準演じる謎の日本人の仕業なのか。はたまた何か別の怪異がそこに作用しているのか。それが本作のプロットの肝・・・ではない!映画鑑賞歴がそれなりにある人であれば「あー、はいはい、ハリポタのスネイプ先生的なネタやね、これは」と一発で真相を見破った気になれるだろう。Jovianがまさにそうだった。だが、それこそまさに釈迦の掌の上で踊る孫悟空ならぬナ・ホンジン監督の思う壺にはまる映画ファンである。

 

クライマックスで異形の國村準がささやく「私には肉も骨もある。触ってみなさい」というシーン、見習い神父(牧師?)は実際に触れなかったのだろうか。スティグマが見えたというのは、やはり人間は見たいものしか見えない、または見たいものを見てしまうということか。ナ・ホンジン監督は『 チェイサー 』でも十字架および救世主像を非常に象徴的に扱っていた。というよりも、皮相的な宗教的観念よりもその奥底にある禍々しさを強調しようとしていたように映った。韓国は世界一のキリスト教国である。その韓国人が見習い神父を信じられず、いかにもペテン師然とした祈祷師を信じるところが滑稽であり、また恐怖でもある。そして、エクソシストたるべき神父が日本人に悪魔の姿を見出すのは、結局のところ外国人、外国由来のものは信じたくない、信じてはならないという信仰・信念によるものなのだろう。敢えてキリスト教的な表現を拝借すれば、「汝は汝の家族を、そして汝自身を信じることができるのか」という問いをナ・ホンジン監督は投げかけている。

 

人は見たいものを見る。あるいは、見たくないものは見ない。カメラという無機質な機器を通じてすら、そうした現象は起きる。一時期ネット上で大流行した画像を覚えている人もいるかもしれない。本作で信じられる(=事実と認められる)のは、おそらくジョングの見聞きするもの“だけ”である。いや、というよりも“ジョングだけ”が見聞きするものが信じられると考えるべきだろうか。本作鑑賞後も色々と見返して、個人的にはそれが最も腑に落ちるような気がした。だが、日本語でも英語でも様々なレビューや考察を渉猟したが、しっくりと来るものはなかった(韓国語が読めないことが悔やまれる・・・)。

 

コメディ、ミステリー、サスペンス、スリラー、ホラー、ヒューマンドラマ。あらゆるジャンルを包括し、あらゆるジャンルを横断する現代韓国映画の一つの到達点かもしれない。

 

ネガティブ・サイド

ヒョジンの内面のどす黒い変化を描写する小道具としてのノートは、クリシェであるように感じた。ノートに不気味な絵や文字が書き綴られているというのは大昔からの定番の演出である。『 ビューティフル・ボーイ 』や『 ブライトバーン 恐怖の拡散者 』でも見られたし、やや古いところでは邦画の『 CURE 』などでも見られた。敢えてクリシェな表現ではなく、韓国映画らしいダイレクトに恐怖を伝えるような演出が欲しかった。

 

エイリアン出産前のジョン・ハートの如き死に様も少しだけ気になった。病院のベッドの上で激しいけいれんを起こしながら死んでいく光景はおぞましいが、それが科学的に説明のつかない死に方であることをもう少し明示的にした方がよかっただろうと思う。たとえば鎮静剤を点滴または注射したり、もしくは強力な睡眠剤などを投与しても一向に効かず、あっさりと死んでしまった方が、超自然的な呪いのように見えたのではないか。医者が呆然と立ち尽くすシーンがあったが、医療の現場では「血を見てせざるは勇無きなり」である。

 

総評

比喩的な意味での脳髄破壊映画である。観れば観るほどに謎が解けていくような気がする反面、さらに謎が深まっていくようにも感じられる。一度目の鑑賞後、チャプターごとに何度も観返してしまった。アクションシーンなどをもう一度堪能することやミステリの伏線部分を確認することは結構あるが、物語の全体像を掴むために何度も各シーンを観返すことは個人的にはあまりない。だが本作はそれを要求してくる。今も脳が混乱状態である。これを治療するには、まともではない映画を観るしかない。映画館でリアルタイムで観ずに、ある意味良かった。映画館に通い詰める羽目になるからだ。鑑賞前には翌日以降の予定を空けておかれたし。『 ノクターナル・アニマルズ 』以上に、観る者を虚実皮膜の間に誘ってくる。本作を観てしまえば、眠れなくなること必定である。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

シバラマ

言わずと知れた「クソ野郎」の意味。天才子役キム・ファンヒがこの言葉を口にするが、もっと有名なのは『 息もできない 』だろう。使ってはいけない韓国語の代表である。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村  

Posted in 映画, 海外Tagged 2010年代, B Rank, キム・ファンヒ, クァク・ドウォン, チョン・ウヒ, ファン・ジョンミン, ホラー, 國村準, 監督:ナ・ホンジン, 配給会社:クロックワークス, 韓国Leave a Comment on 『 哭声 コクソン 』 -韓流ジャンルミックス・ホラーの傑作-

『 飛べない鳥と優しいキツネ 』 -生きづらさを抱える少女に捧ぐ-

Posted on 2020年5月18日2020年10月13日 by cool-jupiter

飛べない鳥と優しいキツネ 70点
2020年5月17日 レンタルDVDにて鑑賞
出演:キム・ファンヒ スホ
監督:イ・ギョンソプ

f:id:Jovian-Cinephile1002:20200518233644j:plain
 

近所のTSUTAYAで狙っている『 悪魔を見た 』と『 チェイサー 』が常に借りられている。そんなバイオレンスものを観てはならぬという天の声だろうか。だったら全然テイストの違う青春ものでも観るかと、本作を借りてきた

 

あらすじ

ミレ(キム・ファンヒ)は、ネットゲームと小説の執筆に没頭して、現実逃避していた。だが現実の世界の友だち作りも少しずつ上手く行っていた。そんな時、耽溺していたゲームの配信終了の知らせが届く。傷心のミレはネットで知り合ったヒナという人物に会いに行くが・・・

 

ポジティブ・サイド

主演のキム・ファンヒの、何と地味で、それゆえに何と輝いていることか。思春期という時代は様々なこと、たとえば初恋であったり男女交際であったり、あるいは知的生産活動であったり、あるいは人間関係の拡大(たとえそれがネットゲームの世界であっても)にいそしむ時期である。そうした子どもと大人の中間的な存在をキム・ファンヒは見事に体現した。『 志乃ちゃんは自分の名前が言えない 』の南沙良を見た時と同じようなインパクトを感じた。彼女の無表情や小声に騙されてはいけない。それはすべてラストに爆発するための大いなる伏線なのだ。

 

韓国の映画を見ていて思うのは、人と人の距離が近いということ。それは時に抱擁という形を取ったり、あるいは容赦のない攻撃の形も取りうる。前者の例は『 建築学概論 』のスンミンが悪友の腕の中で泣きじゃくるシーンであり、後者は本作のイジメであろうか。大昔のテレビドラマ『 人間・失格〜たとえばぼくが死んだら 』のような、いわば子どもだらけの伏魔殿というか、『 ミーン・ガールズ 』からコメディ要素を抜くとこんな感じになるのだろうか。『 地獄少女 』の冒頭にあるようなイジメ描写が続く様は、かなりの鬱展開と言える。だが、これもミレの無表情と同様に、必要な描写なのだ。どうか辛抱してお付き合い頂きたい。

 

ある時点から明確な希死念慮を抱くようになるミレだが、それが薄れていく瞬間がある。ネットで知り合ったヒナと一緒にピザを頬張る姿からは生命力があふれてくるようである。食べるとは生きることそのものである。まるで『 風の電話 』で、どのシーンを見ても、誰かが何かを食べていたことを思い出す。

 

本作は随所に面白いカメラワークがある。夜の街中でミレとヒナが手紙を読み合うシーンでは『 3D彼女 リアルガール 』の文化祭的なシーンはシネマティックかつドラマチックだった。他にもランの植木鉢を抱えて廊下を走るミレの姿を左右から映し出す演出は、そのシーンの滑稽さと相まって不思議な時間を演出していた。その後は『 町田くんの世界 』に負けず劣らずのファンタジー展開となるが、それぐらいは目をつぶってほしい。女子中学生の成長物語として、普遍的な何かを感じられる良作である。

 

ネガティブ・サイド

ミレが心の拠りどころにしているオンライン・ゲームの描写が弱い。というか、実写化する必要があるのだろうか。もちろん、ネトゲの世界を実写で描く意義のある作品はいくらでも考えられるが、本作は違うだろう。描くべきはネトゲ内のコミュニケーションの在り方、そしてそこに没入する孤独な少女の姿だ。ゲーム音楽家の裏谷玲央氏は「昔も今もゲームはコミュニケーション・ツールです」と断言しておられたが、蓋し真理であろう。ミレが欲していたのはゲーム体験ではなく、他プレーヤーとパーティーを組んで、ともに何かを成し遂げることだったのだから。そのあたりの描写の薄さ、中途半端な実写化が、ミレに「ヒナに会わなければならない」と感じさせることに寄与していない。

 

ミレの家庭環境が改善された様子が描かれなかったのも気になる。父親と対峙せよ、とまでは思わないが、教師に対してとんでもない行動に出たように、父親に対しても何らかの反抗を見せてほしかった。

 

あとはヒナに秘められた因果か。もちろん物語の進行上、容易く想像はつくのだが、そこから講演でフリーハグを提供するようになっていった過程を、ほのめかす程度でよいので描写してほしかった。ある意味でヒナは自己満足の世界に溺れている。その背景を知らせてくれれば、人が生きることは綺麗ごとではないという真実が垣間見えたのだが。

 

総評 

これまた韓国産の良作である。イジメ描写の容赦の無さに、邦画との違いを思い知らされる。一方で、思春期に普遍的に共通する悩みや友情の美しさも称揚しているため、物語自体には比較的入っていきやすい。案外、中高生が親子で鑑賞してもよいかもしれない。どこか『 エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へhttps://jovianreviews.com/2019/09/23/eighth-grade/ 』に通じるものが本作にはある。

 

Jovian先生のワンポイント韓国語レッスン

クロム

これも簡単、「それなら」の意である。それなら一緒に宿題をしよう。それなら今日のメシは俺が作ろう。そういう時の「それなら」である。何度でも強調するが、言葉を学ぶ時にコンテクストを絶対に無視してはならない。

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村  

Posted in 映画, 海外Tagged 2010年代, B Rank, キム・ファンヒ, スホ, ヒューマンドラマ, ロマンス, 監督:イ・ギョンソプ, 配給会社:クロックワークス, 韓国Leave a Comment on 『 飛べない鳥と優しいキツネ 』 -生きづらさを抱える少女に捧ぐ-

最近の投稿

  • 『 28日後… 』 -復習再鑑賞-
  • 『 異端者の家 』 -異色の宗教問答スリラー-
  • 『 うぉっしゅ 』 -認知症との向き合い方-
  • 『 RRR 』 -劇場再鑑賞-
  • 『 RRR:ビハインド&ビヨンド 』 -すべてはビジョンを持てるかどうか-

最近のコメント

  • 『 i 』 -この世界にアイは存在するのか- に 岡潔数学体験館見守りタイ(ヒフミヨ巡礼道) より
  • 『 貞子 』 -2019年クソ映画オブ・ザ・イヤーの対抗馬- に cool-jupiter より
  • 『 貞子 』 -2019年クソ映画オブ・ザ・イヤーの対抗馬- に 匿名 より
  • 『 キングダム2 遥かなる大地へ 』 -もう少しストーリーに一貫性を- に cool-jupiter より
  • 『 キングダム2 遥かなる大地へ 』 -もう少しストーリーに一貫性を- に イワイリツコ より

アーカイブ

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月

カテゴリー

  • テレビ
  • 国内
  • 国内
  • 映画
  • 書籍
  • 未分類
  • 海外
  • 英語

メタ情報

  • ログイン
  • 投稿フィード
  • コメントフィード
  • WordPress.org
Powered by Headline WordPress Theme