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英会話講師によるクリティカルな映画・書籍のレビュー

サラリーマン英語講師が辛口・甘口、両方でレビューしていきます

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タグ: 著者:知念実希人

『 ムゲンのi 』 -ジャンルミックス・ファンタジーの良作-

Posted on 2020年4月25日2021年1月8日 by cool-jupiter

ムゲンのi 75点
2020年4月19日~4月23日にかけて読了
著者:知念実希人
発行元:双葉社

f:id:Jovian-Cinephile1002:20200425115843j:plain
 

『 仮面病棟 』の知念実希人の単行本上下二巻の大部の小説。こちらはイージー・リーディングとは程遠いズッシリとした手応えが得られる。なので、活字に慣れていない人には少々しんどいかもしれない。だが、活字を苦にしないならば、本作を巣ごもりのお供にするのも良いだろう。

 

あらすじ

医師の識名愛衣は、眠りから目覚めることがないというイレスという奇病の患者の治療にあたっていた。だが、霊能者だった祖母から力の使い方を授かった愛衣は“夢幻の世界”で自分の分身的存在であるククルと共に、イレス患者の魂を救うマブイグミを行っていくが・・・

 

ポジティブ・サイド

海堂尊の作品のような外科医一辺倒の医学ミステリや医学サスペンスではなく、純粋なファンタジーというのは、それだけで貴重である。そして本書の価値は、その希少価値ゆえではなく、その面白さによって高められている。

 

本書の面白さとは、第一にその壮大なる世界観である。フロイト的な個人の深層にある無意識世界、まさに夢幻の領域を探索するストーリーといえば真っ先に『 インセプション 』が思い浮かぶ。だが、本書が描写する夢幻の世界には、それこそ明晰夢のような臨場感と迫真性がある。『 インセプション 』は夢と現実の境目をどんどんと曖昧にしていったが、本書は逆である。夢幻の世界は、対象のイレス患者のトラウマ体験が極端に肥大化して存在する世界なのである。現実に絶対にありえないような世界の在り様は、そのままイレス患者の心の傷の深さの象徴なのである。非現実がますます非現実になっていく。それは、悪夢という名の現実に苛まれていることの証なのである。それを救うための旅路のお供がウサギ耳の猫というのがいい。我々は猫耳やウサ耳という属性には結構慣れている。しかし、猫にウサギの耳をくっつけるという発想は非凡だと感じる。Jovianと同世代である知念実希人、恐るべしである。

 

夢幻の世界に引きこもってしまったイレス患者たちの現実体験も非常に過酷で苛烈だ。特に父がパイロットだった女子高生と、人権派の弁護士に秘められた非常に悲しく苦しい物語は、読者の心に確かな爪痕を残すことだろう。特に後者は『 黒い司法 0%からの奇跡 』をひっくり返したような、何とも後味の悪い話だ。上巻は『 友罪 』と同じ、あいつは少年Xなのか、という疑惑で締めくくられる。Jovianや知念実希人の数歳年下である、あの少年Xがモデルであることは疑いようがない。現実に起きたあまりにも非現実的な事件をも効果的なガジェットとして使うことの意味は、終盤に分かってくる。なるほど、これは一種の『 HELLO WORLD 』なのだ。こうした構造の小説はそれほど珍しくはないが、読む側をもこのような形で包み込んでくるような物語はそれほど多くない。なんとなく映画にもなったミヒャエル・エンデの小説『 はてしない物語 』を彷彿させてくれる。

 

本作には、一種の叙述トリックも仕込まれている。種明かしされてみれば、確かにそうだった・・・と納得できるクオリティ。綾辻行人の『 Another 』や山本弘の『 詩羽のいる街 』を読んだ時に近い驚きを覚えた。下巻も3分の2まで読み進めれば、もうページを繰る手を止めることは不可能。毎日少しずつ読むのもアリだが、下巻も半分を過ぎたら、残りは翌日が休日となる日までとっておこう。ぐいぐい読ませるし、そしてベタではあるが感動的なフィナーレが待っている。

 

ネガティブ・サイド

犯人(という表現が適切かどうかはさておき)が、あまりにもあからさま過ぎる。いわゆる、いちばん犯人っぽくなさそうな人物が実は・・・というお約束は本作でもしっかり守られている。ミステリ愛好家は読む前にあれこれと考えたり、あるいは「コイツが犯人だな」と序盤で当たりをつけて読み始める習性がある。是非そうした読み方をしてほしい。案外簡単に犯人を当てられることだろう。もう少しひねりやミスリーディングさせる仕掛けが欲しかった。

 

最終盤手前のククルの言動がいかにもクリシェである。「まあ、多分そんなことにはならないと思うけど」というのは、「100%そうなるよ」の意味であることを、我々は熟知している。このあたりの定番の台詞や展開を外して、もっと悲壮感ある展開を生み出せなかったのかと、少々残念に感じる。

 

総評

ミステリであり、サスペンスであり、ファンタジーである。そのどれもがハイレベルにまとまったジャンルMIXの快作である。読み終わった瞬間に、初回では全く意味不明だった上巻の冒頭を読みたくなる。まるでジェームズ・P・ホーガンの『 星を継ぐ者 』や高畑京一郎の『 タイム・リープ あしたはきのう 』のような読後感である。ムゲンとは無限であり夢幻である。iは愛、英語の一人称のI、主人公の名前である愛衣である。アイを含むタイトルの小説としては、山本弘の『 アイの物語 』に次ぐ面白さだと感じた。活字嫌いにも、1か月かけて読んでほしいと思える。読みごたえは保証する。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

I’m in the pink.

「絶好調だよ」というセリフの私訳。しばしば、be in the pink of healthという形で使われる。実際には「絶好調だよ、腰から上は」というセリフで、後半を英語にするなら、from my waist upとなるだろうか。これは、I’m paralyzed from my waist down.の裏返しである。元強豪ボクサー、ポール・ウィリアムスを思い出す。

 

 

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Posted in 国内, 書籍Tagged 2010年代, B Rank, ファンタジー, ミステリ, 日本, 発行元:双葉社, 著者:知念実希人Leave a Comment on 『 ムゲンのi 』 -ジャンルミックス・ファンタジーの良作-

『 仮面病棟(小説) 』 -映画化に期待が高まる-

Posted on 2020年1月20日 by cool-jupiter

仮面病棟 65点
2020年1月19日に読了
著者:知念実希人
発行元:実業之日本社

f:id:Jovian-Cinephile1002:20200120131534j:plain
 

『 神のダイスを見上げて 』が結構読みやすかったので、本作(小説)も購入。現役医師が病棟を舞台に描くだけあって、臨場感もプロットの妙も、こちらの方がかなり上であると感じた。

 

あらすじ

外科医・速水秀悟は先輩の代打で当直バイトのため、田所病院に入った。その夜、ピエロの仮面をかぶった男が病院に押し入り、「この女を治せ」と腹部に銃創のある女性を連れてきた。ピエロは自らを金目当ての強盗だと言うが・・・

f:id:Jovian-Cinephile1002:20200120131605j:plain

 

ポジティブ・サイド

グイグイと引き込まれた。330ページ弱と、小説としては標準的な長さだが、2時間ちょうどで一気読みできた。帯の惹句の【 一気読み注意! 】という文言は本当である。

 

また医師が書いているだけあって、病棟の構造や患者の設定にリアリティがある。それも海堂尊の作品に共通して見られる、医師や医療従事者、官僚などが専門用語を使ったり、倫理観を戦わせたり、徹底した手洗いやオペの手技に悦に入っているような描写ではない。一般人にも十分に理解できるような語彙を使ったり、情景描写を行ったりしている。一方で、治療の場面などはスピード重視。専門的な語彙を存分に駆使しながらも、やはり海堂作品にやたらと見られる、ルー大柴的(日本語とカタカナ語のちゃんぽん)な言葉の使い方をしていないので、専門用語(数は多くない)も漢字から意味がスッと理解できたり、その後に続く動詞が平易であるので、何を行っているのかというイメージを脳内に描きやすい。なかなかの書き手である。

 

ジャンル分けすれば、ミステリ、サスペンス、シチュエーション・スリラーだろうか。この田所病院には「館」的な趣がある。そして、それは全く荒唐無稽ではない。おそらく本職の医師や看護師らコ・メディカルであれば、田所病院各階フロア図を見て何かに気づくことであろう。天狗になるわけではないが、Jovianも本文を読み始める前にピンときた。これは漫画『 おたんこナース 』のとあるエピソードから病院独特のシステムがあることを学んでいたからである。また同じく漫画『 スーパードクターK 』を読んだことがある人なら、とある闇のビジネスについてもピンとくるかもしれない。日本の社会構造が目に見える形で変わってきている今、こうした問題はいつか本当に起こるかもしれない。

 

数少ない登場人物、病院という閉鎖空間、時間にして一日足らず(実際は数日だが、事件そのものは一日足らず)という極めて短い時間でありながら、ミステリ要素も社会派要素も込められていた。小説の映画化ではないが、韓国映画『 ブラインド 』を日本式に換骨奪胎して成功させた『 見えない目撃者 』のような、ミステリとサスペンスの両方を貪欲に追求するような作品である。また、映画化に際して、永野芽郁の下着姿が拝めるかもしれない。これは知念実希人先生の隠れたグッジョブかもしれない。読むならば、次の日が休日の夜にすべきである。

 

ネガティブ・サイド

このピエロの犯人像には感心しない。詳しくは言及できないが、普通に考えれば速水よりも先に病院の構造上のある秘密に気がつくはずである(映画のトレイラーは盛大にネタバレを含んでいるので注意!)。また、ある程度大きな病院には地下に発電施設などがあることが多いが、この病院には地下室はない。うーむ。ストーリーが十分にアングラだからだろうか。

 

ひとつ不自然に感じたのは、あるキャラクターのある言動である。怪しいのはセリフそのものではなく、そのセリフを言う相手である。ヒントとしてあからさま過ぎる。

 

「もしかしたら・・・、いえ、先に確かめてきます」 

↓ 

死体として発見される 

 

のような現実世界では不自然極まりないがミステリ世界では全う至極な展開は構築できなかっただろうか。また、順番が前後するが、犯行の構造が『 神のダイスを見上げて 』とそっくりである。こちらを読んだ人なら、真相に一気に迫れるかもしれない。これは知念実希人の癖なのだろうか。

 

総評

あわよくばシリーズ化も狙えたかもしれないが、それをあっさりと放棄するエンディングは個人的に好感触であった。ダークヒーローというのは、マイノリティだからかっこいいのである。誰もかれもがダークヒーローになる必要はない。映画化に際しての不安材料は、トレイラーにある「国家の陰謀」なるナレーションである。そこまで話を大きくする必要はない。その点、小説版はコンパクトにまとまっている。映画はさらにもう一捻りを加えてくるのは間違いないと思われる。それが吉と出るか凶と出るかは分からない。吉3:凶7ぐらいの確率だろうか。非常にリーダビリティの高い作品なので、3月の映画公開前に一読をお勧めする。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

clown

ピエロというのはフランス語で、英語では clown と言う。『 ジョーカー 』を思い浮かべてもらうのがちょうどいい。日本ではあまり見ない存在であるが、clown aroundという熟語は覚えておいて損はないかもしれない。「道化師のごとく、ふざけた真似をする」の意である。ただし、必ずしも顔をペイントしたり派手な衣装を身にまとったりする必要はない。飲み会などで同僚たちのバカ騒ぎが過ぎるときに、心の中でつぶやくとよいだろう。

 

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Posted in 国内, 書籍Tagged 2010年代, C Rank, サスペンス, シチュエーション・スリラー, ミステリ, 日本, 発行元:実業之日本社, 著者:知念実希人Leave a Comment on 『 仮面病棟(小説) 』 -映画化に期待が高まる-

『 神のダイスを見上げて 』 -世界の終末+ヤングアダルト+ミステリ-

Posted on 2020年1月17日 by cool-jupiter

神のダイスを見上げて 50点
2020年1月15~16日にかけて読了
著者:知念実希人
発行元:光文社

f:id:Jovian-Cinephile1002:20200117163505j:plain
 

Jovianは世代的に終末ものが好きである。そして、このジャンルでは、佳作は量産されるが、傑作は生まれにくい。当たり前である。世界滅亡を描いて、だれもかれもが喝采を送ることができる作品など、そうそうは生まれない。だからこそチャレンジし甲斐のある分野であるとも言える。

 

あらすじ

直径400kmの超巨大小惑星が、あと5日で地球に最接近する。世界各国の政府は「衝突はしない」と発表しているが、それを疑う人間も多い。そんな中、高校生の亮の姉、圭子が殺害された。ほかに家族のいない亮にとって、圭子は“世界そのもの”だった。ダイス衝突によって一瞬で蒸発などさせない。犯人はこの手で殺してやる。亮はそう、固く決心し犯人を追うが・・・

f:id:Jovian-Cinephile1002:20200117163527j:plain
 

ポジティブ・サイド

ミステリにおける常道、すなわち最も犯人っぽくない者が犯人である、というセオリーをちゃんと外してくれている。この著者はわかっている。ミステリファンは、読む前に犯人を当ててやろう、少なくとも犯人の属性を絞り込んでやろう、と意気込む生き物なのである。まず表紙カバーの女の子は除外する。あらすじから、天文学同好会やカルト集団「賽の目」の関係者も除外する。そして読み始めた。序盤から中盤にかけて「まあ、コイツが犯人だな」と感じられた。そして外れた。ミステリとしてはありふれた変化球であるが、Jovianは思いっきり空振りを食らってしまった。

 

クラスの禁忌とされる四元美咲もなかなかに良い感じである。とはいっても、綾辻行人の『 Another 』の見崎鳴のような存在ではない。ちょっとアングラでダークな女子である。物語は亮と美咲の関係性の発展をメインのプロットにしないのは清々しい。こちとら、セカイ系の作品は、ゼロ年代にそれなりに食べ散らかしたのである。

 

世界が滅亡する時、自分はだれの傍らにいたいのかと考えることは重要である。哲学者アルトゥール・ショーペンハウアーは、ヘーゲル的な形而上学世界を批判した。同様に、我々は絶対的な世界を普段は意識することなく、我々自身の属する“生活世界”に生きている。その“世界”とは、人によっては会社であり、家庭であり、学校であり、また一個人でもありうる。だが、そうした“世界”の崩壊は、それこそ世界そのものの終わりに近いインパクトを与えることもある。会社をリストラされても、それを家族に告げられず、毎朝、ちょっと遠くの公園に出勤するオジサンを、誰が笑えるだろうか。

 

星が降ってくる物語としては、『 君の名は。 』よりも『 エンド・オブ・ザ・ワールド 』のテイストに近い。また、“世界”=一個人に押し込めてしまう世界観は『 火口のふたり 』のそれに近い。この辺の作品を楽しめたという人なら、この小説も楽しめるように思う。

 

008ページでの映画『 アルマゲドン 』への言及にニヤリ。本作は、映画化するとしたら105分のアニメーションになるだろう。

 

ネガティブ・サイド

小惑星が落下してくる直前で、警察のマンパワーも治安維持に回されるのも詮無いことであるが、ミステリ要素に関してはもう少しフェアプレーが必要だったと感じられた。検死まではしないにしても、膣に裂傷がないかどうかぐらいはルーペで調べるものだ。その有無で犯人の属性がかなり絞られる。Jovianも帯に「全裸で胸にナイフを突き刺された」とあることから、怨恨?強姦?計画的?などクエスチョンマークをかなり頭に並べた状態で読み始めた。しかし、欲しい情報、あるべき情報はなかった。純粋なミステリ作品ならば、これはアウトである。ジャンル混合作品としても、アンフェアである。

 

主人公の亮というキャラクターの頭が悪すぎる。男子高校生というのはその程度なのかもしれないが、それに付随して刑事たちまで頭が悪すぎる。

大学構内で真夜中に殺人事件発生 → 第一の容疑者は高校生 

いくら無理やりにでも事件を解決したい事情があるにせよ、これは酷過ぎる。どう考えても、その大学の関係者が実行犯だろう。冤罪でもなんでも構わないからホシを挙げたいという気持ちは理解できる。世界が滅亡する瞬間、小さな子どもの側にいてやりたい。親として自然な欲求であり、願望だ。だったら大学の同級生や職員、警備員などを無理やりワッパにかければ済む話で、高校生の亮(いくら死んだ姉の通っていた大学での出来事はいえど)を容疑者にする必然性はない。この刑事の存在で、物語からリアリティが吹っ飛んでしまっている。

 

また2023年を舞台にしているが、直前までダイスが地球に激突するかどうかが判明しないという設定にも無理がある。政府が真実を公表しないという疑念は理解できる。しかし、現実に小惑星が地球との衝突コースに乗ったら、あるいはその可能性が少しでもあれば、天文学者のネットワークが絶対に検知するはずである。ましてやダイスは直径400kmという、準惑星セレスの半分近い大きさ。これほどマクロな天体の動きがシミュレーションできないのはおかしいし、政府が虚偽の発表を繰り返したとしても、どこかの天文学者が絶対に真実を公表するはずである。ところが作中では天文学者は影も形も存在しない。そんなアホな・・・

 

総評

一種のジュブナイル小説として読むのが正しい。純正のミステリや純正のSFだと考えると、ドツボにはまる。ただ、シリアスな考証がほとんどないため、読みやすさは普通のミステリやSFよりも格段に上がっている。まさに高校生、大学生向けの作品だろう。世界の終末をテーマにしたシリアスなSFを読みたい向きには『 僕たちの終末 』をお勧めする。この著者の作品では『 仮面病棟 』が映画としてもうすぐ公開される。Amazonでポチッたので、そちらも読了次第、レビューをしてみたい。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

Laters.

作中で四元美咲が何度か言う「またね」である。普通は“See you later.”と言うが、“Laters.”と later に s をつけるのがミソである。カジュアルな表現で話し言葉としても、メールやチャットなどでも使う。ただ、ビジネスの場では使うのを避けたい。

 

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