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英会話講師によるクリティカルな映画・書籍のレビュー

サラリーマン英語講師が辛口・甘口、両方でレビューしていきます

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『 ザ・ウォッチャーズ 』 -シャマラン風味が少々強め-

Posted on 2024年6月26日 by cool-jupiter

ザ・ウォッチャーズ 60点
2024年6月22日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:ダコタ・ファニング
監督:イシャナ・ナイト・シャマラン

 

予告編がまあまあ面白そうだったのと、M・ナイト・シャマランの娘が監督を務めたということでチケット購入。

あらすじ

ミナ(ダコタ・ファニング)は、スコットランドの動物園に鳥を届けに行く道中の森で車が故障してしまう。助けを求めるミナの前に突如老婆が現われ、ミナは奇妙な小屋に誘われる。そこは夜な夜な、正体不明の監視者がやって来て・・・

 

ポジティブ・サイド

アイルランドといえば『 ウルフウォーカー 』で描かれたような昼なお暗い森林が豊富にある地域(失われつつあるのは確かなようだが)。そこに潜むオオカミならぬ人外の化生が、夜な夜な文明人を看視する、あるいは観察する。ウォッチャーたちの正体が不明な序盤はそれなりに面白い。雰囲気も『 ノック 終末の訪問者 』や『 スプリット 』に似ていて、限定されたシチュエーションと限定されたキャラクターだけで不安や恐怖などの負の情感を巧みに産み出している。

 

ウォッチャーの正体が明らかになる中盤も悪くはない。これは結局一瞬の社会批判、というか社会風刺で、その裏にあるメッセージは某超大作インド映画のそれと同じである。あるいは日本の某古典アニメともよく似ている、と言えるかもしれない。

 

終盤には、シャマラン映画にありがちな一捻りが用意されている。「ん、まさかAという方向に行くのでは?」というありきたりな予想は見事に外されるので、そういう意味では予測できない結末になっているとは言える。

ネガティブ・サイド

どこかで観た作品のパッチワークのよう。プロットでいえば『 遊星からの物体X 』や、ビジュアルでいえば『 “それ”がいる森 』・・・は、さすがに言い過ぎか。全体的に父のM・ナイトの影響が色濃く出てしまっている。イシャナには精神的な意味での patricide が求められる。

 

終盤の脱出劇はかなりのご都合主義。「鳥を追え」というアドバイスに従って鳥かごからミナが元々運んでいたインコのダーウィンを解き放つが、もしもダーウィンがいなければどうしていたのか。罠でとらえたカラスを放つのか?というか、せっかくインコという人語を覚える鳥がいるというのに、Try not to die しか喋らないのでは意味がない。ダーウィンなどという仰々しい名前をつけたのなら、どんどんと言語を喋らせように進化させるべきだった。そうしてこそ「鳥かご」の暗喩が完成しただろうに。

 

総評

本作をどれくらい楽しめるかは、シャマラン的な作劇術に対してどれだけ寛容なのかによる。カジュアルな映画ファンほど本作を楽しめるように思う。もちろん、シャマランのファンであってもOK。『 オールド 』や『 ノック 終末の訪問者 』など、シャマラン基準で言えば少々落ちる作品と同等の面白さをデビュー作で達成しているのだから、娘イシャナの将来は明るいはず。応援の意味でも、是非チケットを購入して、劇場鑑賞されたい。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

Try not to V

Vしないように頑張ってね、の意。Don’t try to V. は「Vしようとするな」の意。英語初級者はたまにここを間違うことがある。意味の違いを峻別できるようになろう。

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 チャレンジャーズ 』
『 THIS IS LIFE スマホから見る中国人の人生 』
『 スリープ 』

 

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Posted in 映画, 海外Tagged 2020年代, C Rank, アメリカ, スリラー, ダコタ・ファニング, 監督:イシャナ・ナイト・シャマラン, 配給会社:ワーナー・ブラザース映画Leave a Comment on 『 ザ・ウォッチャーズ 』 -シャマラン風味が少々強め-

『 かくしごと 』 -親子を親子たらしめるもとは-

Posted on 2024年6月12日 by cool-jupiter

かくしごと 60点
2024年6月9日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:杏 中須翔真 奥田瑛二
監督:関根光才

 

テアトル梅田の『 あんのこと 』の上映時間が合わず、こちらのチケットを購入。

あらすじ

千紗子(杏)は絶縁していた父・孝蔵(奥田瑛二)が半裸で徘徊していたことから、施設入所までの間だけ介護をするため帰郷した。ある夜、旧友の運転する車が少年をはねてしまう。その少年の身体に虐待を思わせる傷跡を見つけた千紗子は、自分がその子の身柄を引き受けようと決意して・・・

以下、マイナーなネタバレあり

 

ポジティブ・サイド

杏と奥田瑛二の父と娘の距離感が生々しい。警察や記者、さらに医者は結構な確率で過程を壊してしまうとされているが、教師もそうなのか。

 

記憶喪失の少年と認知症(これも一種の記憶喪失)の父親の対比も生々しい。忘れたままでいてほしい、しかし、忘れてはいけないことを忘れないでほしいという、一種の二律背反的な思考や感情が、どんどんとセルフケア能力を喪失していく父の介護の中でないまぜになっていく過程の描写は、正直かなり堪えた。

 

特に父親がとあるシーンで、認知症ゆえの悲しい告白をするが、「今さらそんなことを口にしてどうする」と憤慨させられた。が、これは多くの昭和世代のジジイ連中の多くに共通する隠された本音。それゆえにこのシーンでの杏の涙が光る。

 

『 ミッシング 』の狂乱の母親像は一味違った母親の狂気を堪能できる一作。

 

ネガティブ・サイド

原作の小説のタイトルは『 嘘 』なのに、それを敢えて『 かくしごと 』に変えたのは何故なのだろうか。このタイトル改変だけでオチがすべて露わになってしまっている。まさか絵本を描く/書く仕事とかけたのではあるまいな。

 

飲酒運転して交通事故というのは笑えない。しかもそれを隠蔽しようというのはもっと笑えない。さらに救急車も呼ばないというのにはドン引きした。原作もこうなのか?ご都合主義もここに極まる。

 

言葉は悪いが、あのレベルの家庭の母親が文芸雑誌などを読むのか?またその夫が東京の住所ならまだしも、実家まで突き止めるか?いくらなんでもご都合主義が過ぎる。

 

総評

東出と離婚して、遠くの土地で一人で子育てするという杏のイメージがそのまま投影された作品で杏がはまり役だと見る人もいれば、あざとすぎるキャスティングだと見る向きもあるだろう。Jovianは前者だった。選択的夫婦別姓など、家族の在り方に関する議論がようやく始まりつつある日本だが、選択的な親と子の在り方についても、そのうち考えなければならないのかもしれない。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

adopt 

色々な意味を持つ語だが、その一つに「養子にする」というものがある。たまに adapt と混同する初習者がいるが、adopt の opt は option = 選ぶもの、だと覚えよう。

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 バジーノイズ 』
『 あんのこと 』
『 チャレンジャーズ 』

 

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Posted in 国内, 映画Tagged 2020年代, C Rank, ヒューマンドラマ, 中須翔真, 奥田瑛二, 日本, 杏, 監督:関根光才, 配給会社:ハピネットファントム・スタジオLeave a Comment on 『 かくしごと 』 -親子を親子たらしめるもとは-

『 6月31日の同窓会 』 -嫌ミス入門に適す-

Posted on 2024年6月2日 by cool-jupiter

6月31日の同窓会 65点
2024年5月18日読了
著者:真梨幸子
発行元:実業之日本社

 

佐津の温泉に向かう特急「こうのとり」の車内で読了。

あらすじ

蘭聖学園の卒業生に送られてくる6月31日の同窓会への招待状。それを受け取った者が怪死するという事件が発生。学園のOGであり、弁護士の松川凛子は、同じく学園卒業生から依頼されたことで調査を開始するが・・・

 

ポジティブ・サイド

情景描写もあるが、それ以上に各キャラの心の声だらけのため、圧倒的に読みやすい。またそれがねっとりしていて読ませる。はじめて読む作家だが、疑心暗鬼を描かせたら、なかなかの手練れだろう。

 

我々はよく因習村などという言葉を使ったりするが、因習に支配されるのは村でも町でも同じ。むしろ中途半端な中堅都市の中堅学校ほど、そうした因習に支配されているものだろう。たとえば『 ここは退屈迎えに来て 』の舞台の高校を格調高い歴史ある女子高にすれば、そこには悪趣味な世界が構築されていると想像するのは難しくない。

 

怪しいと思った人物が次から次へと現われては消えていくので、先の展開が気になってページを繰る手が速くなった(2時間で読み切ろうと決めていたのもあるが)。特に学園パートは赤川次郎の『 死者の学園祭 』や恩田陸の『 六番目の小夜子 』的なドロドロの面白さがあった。

 

ネガティブ・サイド

途中から犯人というか、真犯人が分かってしまう。作者が引っかけたいのは主人公ではなく読者だという視点で読めるベテラン読者なら、中盤過ぎには色々と見透かせてしまうのでは?

 

とある毒物というか化学物質を執拗に描写しているが、これはミスリーディングを誘いたいにしてもやりすぎ。描写が科学的に正確または不正確だというのではなく、その描写の量から「ああ、ここまで書き込むということはこれは〇〇なんだな」と思わざるを得ない。

 

それにしても蘭聖学園のOGが社会の要所要所に存在しすぎではないか。まるで早稲田や日大のように感じてしまった。

 

総評

ミステリとしてはやや物足りないが、嫌ミスとしては標準的。本作を面白いと感じられたら、次は一気にステップアップして湊かなえの『 告白 』を読もう。少し古いが、嫌ミスの元祖とも言うべき作品で、構成も本作とそっくり、なおかつ面白さは数段上だ。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

class reunion

最も一般的な「同窓会」の訳語。

plan a class reunion = 同窓会を計画する
attend the class reunion = 同窓会に出席する

のように使う。

6月31日の同窓会 (実業之日本社文庫)

6月31日の同窓会 (実業之日本社文庫)

  • 作者:真梨 幸子
  • 実業之日本社
Amazon

 

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Posted in 国内, 書籍Tagged 2010年代, C Rank, ミステリ, 日本, 発行元:実業之日本社, 著者:真梨幸子Leave a Comment on 『 6月31日の同窓会 』 -嫌ミス入門に適す-

『 ミッシング 』 -もう少し焦点を絞り込めなかったか-

Posted on 2024年6月2日 by cool-jupiter

ミッシング 60点
2024年6月1日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:石原さとみ 青木崇高 森優作 中村倫也
監督:吉田恵輔

 

風邪がなかなか治らないので簡易レビュー。

あらすじ

沙織里(石原さとみ)と豊(青木崇高)の娘の美羽が突然姿を消した。直前まで娘と一緒にいた沙織里の弟(森優作)との関係はギクシャクしたものになり、ネットでは母親に批判的な書き込みがあふれる。唯一、ローカルTV局の砂田(中村倫也)だけは親身に沙織里に寄り添うが・・・

ポジティブ・サイド

6歳の子どもの失踪など考えただけでも胸が苦しくなる。自発的に疾走するわけがないのだから、誘拐または事故に決まっている。本作は美羽の失踪の真相を追うのではなく、そこから見えてくる人間関係の変質や社会の闇に迫っていく。

 

青木崇高の演技が特に良かった。感情の表出をあまり行わない=感情があまり動いていない、というわけでは決してない。最も印象深かったのは蒲郡のホテルの喫煙所。悲しさ、悔しさ、虚しさをないまぜにしたような表情に胸を打たれた。

 

ネット上の無責任かつ批判的なコメントについて、なぜ無関係な人間がそんなことをできるのかと憤りを覚えるが、本作は「無関係な人間だからこそそんなことができるのだ」という視点を提供している。では、我々はどうすべきなのか。関わるしかないだろう。それが直接の癒しになるかどうかはわからない。しかし、関わること、そして関わることでしか得られないものがあるのは間違いない。

 

ネガティブ・サイド

メディアの恣意的な報道とその影響については同監督の『 空白 』の二番煎じに感じられた。また、中村倫也演じる砂田という男に少し尺を割きすぎ。TV局側のサブプロットをもっと削れば、佐織里と豊の二人の物語にもう少しフォーカスできたはず。

 

石原さとみの演技はかなり過剰だったように思う。というか、演技の過剰さと化粧やヘアスタイルが矛盾していたとでも言おうか。ぼろぼろの肌、ぼさぼさの髪で壊れていく様を見せるべきだった。

 

怪しい犯人的な人物をこれ見よがしに出し入れしていたが、元々真相追求型のストーリーではないと分かっているのだから、それもノイズだと感じられた。

 

総評

吉田恵輔監督は『 BLUE ブルー 』のような、非常に小さな輪の中の人間関係を描かせる名手であると思っている。だからこそ同作や『 空白 』のように、本作ももう少しキャラクターあるいはサブプロットを絞ってほしかった。それでも人間たるもの、どうあるべきかについて非常に示唆に富む回答を本作が提示しているのは間違いない。早めに劇場鑑賞を。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

make a prank call

よほど熱心な英語学習者でもない限り知っておく必要性は薄いが、これは「いたずら電話をする」の意。いたずら電話もその悪質性によっては一発で起訴される可能性もあるのではないだろうか、と本作を観て思わされた。

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 関心領域 』
『 バジーノイズ 』
『 あんのこと 』

 

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Posted in 国内, 映画Tagged 2020年代, C Rank, ヒューマンドラマ, 中村倫也, 日本, 森優作, 監督:吉田恵輔, 石原さとみ, 配給会社:ワーナー・ブラザース映画, 青木崇高Leave a Comment on 『 ミッシング 』 -もう少し焦点を絞り込めなかったか-

『 青春18×2 君へと続く道 』 -サプライズには欠けるが王道-

Posted on 2024年5月15日 by cool-jupiter

青春18×2 君へと続く道 65点
2024年5月11日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:シュー・グァンハン 清原果耶
監督:藤井道人

 

『 デイアンドナイト 』、『 宇宙でいちばんあかるい屋根 』に続く藤井道人監督かつ清原果耶出演作ということでチケット購入。

あらすじ

旅行先の台湾のカラオケ屋で働くことになったアミ(清原果耶)は18歳の少年ジミー(シュー・グァンハン)に出会う。親日家のジミーはアミに惹かれていくが・・・

 

ポジティブ

18歳のジミーと36歳のジミーを演じ分けたシュー・グァンハンの演技力に尽きる。もちろん、ヘアスタイリストやメイクアップアーティストの尽力あってこそだが、この役者の目で語る力、表情、計算された佇まいなどはキャリアで築いてきたものなのだろう。彼の過去の出演作も観たくなった。

 

台湾パートと日本パート、過去の回想シーンと現在を行き来する中で、ジミーの過去と現在、そしてアミの過去と現在も徐々に明かされていく。ジミーが日本を訪れ、あてどなく各地を巡る旅を通じて、18年前のアミの旅をある意味で追体験していくという構成は秀逸。旅の目的を自分探しではなく、自分のたどってきた足跡を確かめるものというのも、ラルフ・ワルド・エマーソン的で得心がいく。ジミーが自らの青春時代を顧みて、それによって自分がどういう大人になったのかを再発見していく。それによって、ジミーがアミと過ごした18歳のひと時の重さが如実に浮かび上がってくる。

 

あまり書くとネタバレになるのだが、アミのとある振る舞いというか姿勢というか、それが非常にリアルだった。またアミがジミーに告げる次の旅の行き先も非常に意味深。医療従事者、あるいは海堂尊の小説をよく読むような人なら、ハッとしたことだろう。

 

ジミーの心の旅路とも言うべき日本旅行に一菊の涙を禁じ得ない人は多いはずだ。

ネガティブ

ちょっとあまりにもテンプレ化した物語ではないだろうか。まるで20年前の韓国ドラマを観るようだった。

 

またジミーの受験結果もひとつのサブプロットになっていたが、必要だっただろうか。冒頭の現在パートでジミーとリュウが大学で出会ったとすでに語られていた。もちろん浪人の可能性もあるのだが、ここはさっさと飛ばして、せっせとアルバイトに精を出し、その中で日本から来た旅人に心惹かれるジミーという描写をもう少し増やせたように思う。

総評

台湾映画独特の温もりが日本の冬景色にうまく溶け込んでいる。そのことが過去と現在の交錯に不思議な上巻を生み出してもいる。清原果耶目当てでチケットを買ったはずが、シュー・グァンハンに終始魅了されっぱなしの2時間だった。彼の演技だけでチケット代の元は十分に取れる。ぜひ劇場で鑑賞を。

 

Jovian先生のワンポイント中国語レッスン

シィエシィエ

漢字で書くと「謝謝」、ありがとうの意である。劇中で何度も聞こえてくる。韓国語のカムサハムニダのカムサも漢字で書けば感謝。日本語(や韓国語)は中国語に負うところ大だなとつくづく感じる。

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 不死身ラヴァーズ 』
『 関心領域 』
『 バジーノイズ 』

 

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Posted in 国内, 映画, 海外Tagged 2020年代, C Rank, シュー・グァンハン, ラブロマンス, 台湾, 日本, 清原果耶, 監督:藤井道人, 配給会社:ハピネットファントム・スタジオLeave a Comment on 『 青春18×2 君へと続く道 』 -サプライズには欠けるが王道-

『 マイ・スイート・ハニー 』 -韓流ラブコメの佳作-

Posted on 2024年5月7日 by cool-jupiter

マイ・スイート・ハニー 65点
2024年5月5日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:ユ・ヘジン キム・ヒソン
監督:イ・ハン

 

『 キラー・ナマケモノ 』鑑賞を妻に却下され、逆に本作を提案されたのでチケット購入。

あらすじ

製菓会社の研究員チャ・チホ(ユ・ヘジン)は、刑務所上がりの兄の借金を返済する過程で、シングルマザーのイルヨン(キム・ヒソン)と出会う。二人は意気投合し、食べ友になるが・・・

 

ポジティブ・サイド

色んな作品でちらほら見かけるユ・ヘジンがラブコメの主役に。このあたりも韓国映画らしい。『 パスト・ライブス/再会 』が30代男性のピュアすぎる恋を描いたかと思えば、こちらは40代男女のピュアな恋愛模様を活写してきた。なんというか、痛々しい男子大学生のようなノリの良さ、あるいはノリの悪さを40代半ばのブサイク男子がやるのだから、これが面白くないはずがない。

 

お菓子やらジャンクフードばかりで栄養失調になっているチホとシングルマザーのイルヨンが食べ友になるという流れも自然。最初は金の貸し借りの関係だったのが、知人になり、友人になり、そしてかけがえのない恋人になっていくというストーリーは凡庸ではあるが楽しめた。チホの会社の役員会議の内容やその面々の台詞やアクションが笑えるし、イルヨンの職場の上司も『 ただ君だけ 』に出てきたような典型的な下心ありありの小悪人キャラで、観る側としてはどうしたってイルヨンを応援せざるをえない。

 

すったもんだがありながらも、落ち着くべきところに落ち着く物語だった。案外、高校生や大学生などの若い世代が観ても楽しめるかもしれない。

 

ネガティブ・サイド

チホの兄貴とチホの関係性や幼少時のとある出来事などは全部省略して、10分ぐらい短縮してしまっても良かった。

 

イルヨンの夫のネタも笑えるには笑えるが、必要なサブプロットだったかというと、うーむ・・・ これもバッサリとカットしてしまって良かったのでは?

 

総評

チホの外見と行動のキモチワルサが最初の見どころ。しかし、そのチホがどんどん魅力的に見えてくるのが本作の movie magic。その絶妙な仕掛けを知りたい人はぜひ鑑賞を。本作は一風変わった家族の物語でもあり、変則的なサラリーマン物語でもある。若い世代でもチホやイルヨンと同世代でも楽しめるはず。ぜひ多くの方に鑑賞いただきたい韓流ラブコメの佳作である。

 

Jovian先生のワンポイント韓国語レッスン

ヒュン

兄の意。必ずしも血のつながりがなくても使える。やくざ者の映画でもしょっちゅうヒュンニム=兄様=兄貴という形で使われている。Jovianの元同僚韓国系アメリカ人も「俺のことをヒュンと呼んでいいぞ」と言ってくれていたっけ。

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 貴公子 』
『 ザ・タワー 』
『 劇場版 再会長江 』

 

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Posted in 映画, 海外Tagged 2020年代, C Rank, キム・ヒソン, ユ・ヘジン, ラブコメディ, 監督:イ・ハン, 配給会社:松竹, 韓国Leave a Comment on 『 マイ・スイート・ハニー 』 -韓流ラブコメの佳作-

『 パスト ライブス/再会 』 -初恋は実らない-

Posted on 2024年4月14日 by cool-jupiter

パスト ライブス/再会 65点
2024年4月7日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:グレタ・リー ユ・テオ
監督:セリーヌ・ソン

 

大学開講の第1週で多忙につき、簡易レビュー。

あらすじ

12歳のノラ(グレタ・リー)とヘソン(ユ・テオ)は互いに思いあっていたが、ノラの両親のカナダ移住に伴って離れ離れになってしまう。24歳でオンラインで再会を果たす二人だったが、やがて疎遠になってしまう。そして36歳、ヘソンは休暇でニューヨークを訪れ、ノラと再会することになり・・・

ポジティブ・サイド

監督の自伝的要素が非常に強く、パーソナルな面で突き刺さるものが多かった。特に Facebook のような Social Media でかつての知人友人を見つけて連絡が取れてしまうというのは過去にはありえない、現代に特有の事象。似たような経験があるという30代、40代、50代は多いのではないだろうか。

 

イニョンという考え方はアジア、特に仏教圏、輪廻転生の概念が普及している地域の人間には分かりやすい。イニョンとはいわゆる縁起のこと。本作がアカデミー賞にノミネートされたというのは、ここらへんがアメリカ人に新鮮だったのもあるからでは?

 

ヘソンとアーサーの距離感、またノラとアーサーの距離感が絶妙だった。アメリカ人がアメリカで異邦人の気持ちになる。これもアカデミー会員の心の琴線に触れたシーンかなと思う。

 

ネガティブ・サイド

男はいくつになっても男の子のままというある種の偏見を飲み屋に集まる変わらない面々で描くというのは少々芸がないと感じた。いや、これも一種の同族嫌悪かな。

 

結局のところ、両親のエゴに振り回された子どもたちの話だったのでは?という印象が拭えなかった。割と引っ越しばかりで、それが嫌だった自分が強く思い出されたからな気がしないでもないが。

 

総評

『 僕の好きな女の子 』をもっとドラマチックに、もっと哲学的にしたものだったなという印象。運命というにはあまりにも淡すぎて、悲恋というのはあまりにも濃い。ぜひパートナーと鑑賞してほしい。Jovianと妻の感想は多くの点で非常に対照的だった。逆に結婚という因習は、そうした互いの違いから以下に目をそらし続けるのに役立つかということが逆接的に感じられるかもしれない。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

Lives

lifeの複数形は正しくはライブズとスではなくズとなる。Black lives matter もブラック・ライブズ・マターと報じられていた。一方でワーナー・ブラザースのように、公式にズではなくスを使っている組織もある。まあ、発音は正確に越したことはない。

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 あまろっく 』
『 貴公子 』
『 ブルックリンでオペラを 』

 

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Posted in 映画, 海外Tagged 2020年代, C Rank, アメリカ, グレタ・リー, ユ・テオ, ロマンス, 監督:セリーヌ・ソン, 配給会社:ハピネットファントム・スタジオ, 韓国Leave a Comment on 『 パスト ライブス/再会 』 -初恋は実らない-

『 デューン 砂の惑星 PART2 』 -チャニがあまりにも可哀そう-

Posted on 2024年3月28日 by cool-jupiter

デューン 砂の惑星 PART2 65点
2024年3月24日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:ティモシー・シャラメ ゼンデイヤ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

 

『 DUNE デューン 砂の惑星 』の続編。大学開講前の超絶繁忙期なので簡易レビュー。

あらすじ

ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)は、砂漠の民フレメンの助力を得て、ハルコンネン家に反撃を開始していく。チャニ(ゼンデイヤ)と心を通わせつつも、フレメンの預言にある救世主として振る舞う中で、チャニとの距離は離れていく。そこにハルコンネン家から最強の刺客、フェイド=ラウサが送り込まれ・・・

 

ポジティブ・サイド

前作からのラバーンがどう見てもプロレスラーのパティスタのイメージ通りの脳筋男で、個人的には「うーむ」だったが、今作ではオースティン・バトラー演じるフェイド=ラウサがヴィランとしては良い感じ。超文明を誇る世界観の中で決闘に応じる高貴さと雄々しさ、そして何よりも狂気が感じられて素晴らしい。悪役が輝かないと、主役が輝けない。本作のMVPはフェイド=ラウサで決まり。

 

すべてを失ったポールが、チャニと接近して、しかし逆にすべてを手に入れていく過程でチャニと離れていく。チャニの切なさが言葉ではなく表情やしぐさで痛いほどに伝わってくる。ポリコレ的にはアレだが、男社会で上り詰めていく男を、女は距離をとって眺めるしかないのか。『 グレイテスト・ショーマン 』でもそうだったが、ゼンデイヤはこういう役がよく似合う。

 

ネガティブ・サイド

映像に既視感ありあり。フレメンの居住区などは『 ブレードランナー2049 』とそっくり。宇宙船も『 メッセージ 』を髣髴させるばかり。

 

BGMも、これまた良くも悪くもハンス・ジマーという感じ。

 

『 ゴジラ‐1.0 』で冒頭5分でゴジラが出てきたように、今作も開始5分で巨大サンドワームを出してほしかった。

 

総評

良くも悪くもヴィルヌーヴの作品という感じ。つまり映像美は文句なし。ただ観る側が慣れてきた感があるのは否めない。ただ野望に燃える男と、そんな男から離れていかざるを得ない女というドラマは、陳腐ながらも非常に楽しめた。三作目はいつ公開だろうか。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

None of your business

チャニのセリフだったかな。直訳すれば「あなたの仕事では全くない」だが、実際の意味は「お前の知ったこっちゃない」ぐらいか。割と強めの表現なので言い方と、これを言う相手との関係性には注意のこと。

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 梟ーフクロウー 』
『 12日の殺人 』
『 続・夕陽のガンマン 地獄の決斗 』

 

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Posted in 映画, 海外Tagged 2020年代, C Rank, SF, アクション, アメリカ, ゼンデイヤ, ティモシー・シャラメ, 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ, 配給会社:ワーナー・ブラザース映画Leave a Comment on 『 デューン 砂の惑星 PART2 』 -チャニがあまりにも可哀そう-

『 ゴールド・ボーイ 』 -韓国でリメイク希望-

Posted on 2024年3月19日 by cool-jupiter

ゴールド・ボーイ 60点
2024年3月17日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:羽村仁成 岡田将生
監督:金子修介

 

『 ガメラ 大怪獣空中決戦 』、『 ガメラ2 レギオン襲来 』、『 ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 』の三部作で名高い金子監督の作品ということでチケット購入。ゴールド・ボーイというのは金子監督の謂いかと思ったが、そうではなかった。

あらすじ

大企業の会長の入り婿である東昇(岡田将生)は、義理の両親の転落事故に偽装して殺害する。しかし、偶然にも安室朝陽(羽村仁成)ら3人の少年少女がその凶行を動画に捉えていた。3人は東を脅迫して、大金をせしめようとするが・・・

 

以下、マイナーなネタバレあり

 

ポジティブ・サイド

悪 vs 悪という構図は『 最後まで行く 』のように、それ自体はそこまでユニークではない。大人と子どもの対立の構図も『 ぼくらの七日間戦争 』以来のお馴染みのテーマ。ただ、悪 vs 悪の片方を未成年にして、その心の闇を徐々に浮彫にしていくという筋立てはなかなかにユニーク。

 

なにげなくカメラを使っていたら、映ってはいけないものが映ってしまったというのは現代的。不謹慎かもしれないが、本作を鑑賞して天橋立の転落事故(事件と言うべきか?)を思い起こした人も多いことと思う。至る所にカメラがある。あるいは誰もがカメラを持っているという時代であることが冒頭で強く示唆される。この伏線が終盤に効いてくる。

 

舞台が沖縄というのも興味深い。中盤に「どうやってそのアイテムを入手した?」と思わされるシーンがあるが、ここは沖縄。ごくまれに挿入される軍用機の飛行シーンが観る側の想像を膨らませる。

 

未成年3人組が13~14歳という設定も絶妙であると感じた。『 カランコエの花 』の中川監督は、大人は嘘をつく、子どもは嘘をつかないと喝破したが、本作の主人公の朝陽はこの意味ではまったく子どもではない。そこが上手いと感じた。『 終末の探偵 』でもそうだったが、子どもは時に大人の予想を良い意味でも悪い意味でも軽々と超えてくる。さて、本作の子どもは前者なのか、後者なのか。それは実際に鑑賞の上、確認をされたし。

 

ネガティブ・サイド

ストーリー全体のテンポに文句はないが、細部のリアリティがめちゃくちゃである。突っ込みだすときりがないが、特に気になった点だけ挙げれば、まずは浩のカツアゲ。あんなもん、普通は速攻で補導される。高校生が交番に駆け込んだら、おそらくその日のうちに捕まるはず。

 

次に自傷行為。しっかりした監察医が沖縄にいるのかどうかはさておき、警察官もとあるキャラの腕の傷の方向や深さ、犯人と思われる人物の身長や利き手などから、すぐに疑問を抱くに違いない。韓国映画の警察ではないのだから、ここでは明晰とされるそのキャラの頭脳をもっと駆使してほしかった。

 

もう一つはとある死体について。犯行から発見まで1か月半ほど経過していて、あんなにキレイなままでいるか?それ以上に顔がおかしい。なんで無傷?

岡田将生は演技が過剰。羽村仁成は不気味さが不足。金子監督は怪獣は巧みに演出できても、サイコパスは演出できないのだろうか。

 

総評

日本でもだんだんと社会の闇に迫る映画が作られるようになってきたのは好ましい傾向。ただし、本作に関して言えば残念な点も多い。原作は中国のドラマということだが、韓国でもリメイクしてくれないだろうか。彼の国ならもっとバイオレントで、もっとサイコな展開がてんこもりの物語に仕上げてくれそう。某サイトで星4つだが、実際は星3.2といったところだろうか。

 

Jovian先生のワンポイント英会話レッスン

chew up the scenery

大げさに演じる、過剰に演技するの意。日常会話で使うかどうかは、その人が芝居や映画、ドラマの話をどれだけするのかによる。使い方としては I love how Nicholas Cage chewed up the scenery in this film. のような感じ。決して岡田将生の演技がニコラス・ケイジのようだと言っているわけではない。念のため。

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 デューン 砂の惑星 PART2 』
『 梟ーフクロウー 』
『 12日の殺人 』

 

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Posted in 国内, 映画Tagged 2020年代, C Rank, クライムドラマ, ノワール, 岡田将生, 日本, 監督:金子修介, 羽村仁成, 配給会社:チームジョイ, 配給会社:東京テアトルLeave a Comment on 『 ゴールド・ボーイ 』 -韓国でリメイク希望-

『 犯罪都市 NO WAY OUT 』 -すべては鉄拳で解決-

Posted on 2024年2月25日2024年2月25日 by cool-jupiter

犯罪都市 NO WAY OUT 65点
2024年2月24日 MOVIXあまがさきにて鑑賞
出演:マ・ドンソク イ・ジュニョク 青木崇高
監督:イ・サンヨン

 

『 犯罪都市 』、『 犯罪都市 THE ROUNDUP 』の続編。

あらすじ

ソウル広域捜査隊に異動したマ・ソクト(マ・ドンソク)は、ある転落死事件の原因が麻薬中毒であると知り、捜査を開始する。その新型麻薬の裏には、日本のヤクザ、そしてその麻薬を中国に横流ししようとする勢力も蠢いていた。麻薬を横流しする者を粛清するために、日本からリキ(青木崇高)という暗殺者が韓国に送り込まれてきて・・・

ポジティブ・サイド

テンポが非常に良いので、スイスイ鑑賞できる。麻薬取引現場での凄惨な殺しの場面で、メインのヴィランをていねいに紹介。場面変わってマ・ドンソクが暴漢たちを次から次にノックアウト。転落死事件の原因に新型麻薬が関わっていると分かれば、すぐに麻薬取引の現場のクラブへ急行。コミカルなキャラを導入しつつ、やっぱり鉄拳ですべて解決。そうこうしていると日本から暗殺者のリキが登場して役者がそろう。

 

末端価格300億ウォンの20kgの新型麻薬を奪った者を追って、警察、ヤクザ、横流し勢力の三つ巴の血で血を洗う闘争が勃発。ソクトの側からのストーリーでコミカルパートを担当、チュ・ソンチョルと青木崇高のパートでバイオレンスを担当。このヴィランたちが最終的にソクトにボコボコにされて、観る側はスカッとする。単純な作りではあるが、これで面白いのだから認めるしかない。

ネガティブ・サイド

前作からのキャラが2~3人減った?ソクトの異動という事情があったにせよ、ホ・ドンウォンやチェ・グィファのキャラ達とは再会したかった。

 

日本刀で襲撃してくる暗殺者というのはシネマティックではあるが、韓国側もなにか刃物で対抗できなかったのか。『 初恋 』にあったような日本刀 vs 偃月刀のようなチャンバラを観てみたかった。

 

総評

トム・クルーズの『 ミッション・インポッシブル 』シリーズと同じで、マ・ドンソクが好き勝手にあれこれやるシリーズになりつつある。東南アジアや中国、日本がコンスタントに登場しているので、シリーズは今後も国際路線で行くのだろう。次作は日本の一条組と韓国暴力団の国際抗争だろうか。M:Iと同じで、ここまで来たらシリーズの行く末を見守るしかない。

 

Jovian先生のワンポイント韓国語レッスン

ヒョン

兄の意味。ただし、日本語と同じく血のつながりがなくても目上、年長の男性に対して使える表現。もう辞めてしまったが、うちの職場にいた韓国系アメリカ人も You can refer to me as Hyeong. と言っていた。 

 

次に劇場鑑賞したい映画

『 夜明けのすべて 』
『 ソウルメイト 』
『 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 』

 

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