
ACE COMBAT™/S THE SYMPHONY 30TH ANNIVERSARY 80点
2026年1月31日 埼玉会館にて鑑賞
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:栗田博文
年来のAce Combatファンとしてチケット購入。腰痛でダウン中だったが、無理して埼玉遠征してよかった。

ポジティブ・サイド
指揮者の栗田氏、どこかで見覚えがあったが、2019年のオリックス劇場で『 モンスターハンター 15周年記念 オーケストラコンサート〜狩猟音楽祭2019〜 』で指揮していたか。当時、受講生だったCAPCOMの作曲家Uさんからチケットを頂戴して、妻と行ったんだったか。当時と同じく、オーバーリアクション気味の指揮と、大胆な音楽的解釈で魅せてくれた。
トレーラーでフィーチャーされたAC8のメインテーマがいきなり序盤で炸裂。小林啓樹節が炸裂する楽曲で、荘厳さ、勇壮さにあふれていた。
個人的に一番良かったのは Stonehenge 。非常に機械的、無機質で、どこか Jaws 的に繰り返される低音メロディにAC04のライトモチーフが絡む楽曲が、巨大兵器の破壊に挑む人間の勇気を奮い起こす音になっていた。凄かった。
Agnus Dei のテンポがオリジナルよりややスローかなと思ったが、Barzz〜鳥の吟遊詩人たち〜のラテン語歌唱が実によくマッチしていた。
The Journey Home への観客の歌唱参加というのは、AC5のNovember Cityを思わせる演出。企画した渡辺氏は誇ってよい。
Special BandによるAC2の音楽も素晴らしかった。事前に Fire Youngmanが演奏されるのはSNSで見てしまったが、今回はなんと Waning Line ではなく Head Firstとは!選曲のセンスが光っている。
全体的な構成は25周年記念とほとんど同じだったが、最後の曲が A Brand New Dayではなく、まさかの Blue Skies 、これは嬉しい不意打ち。
合間合間に Project Aces の面々が登壇し、トークをしてくれた。小林氏だけがそのたびに楽団員に拍手を送っていたのが印象的だった。
実はJovianはAce Combat 5のイースターエッグであるシロクマ親子の所在についてNamcoに手紙で尋ねたことがある。そして菅野昌人氏から返信をもらい、その情報を日米同時公開し、多くのプレーヤーのシロクマ発見をアシストしたのが、ちょうど19年前の今頃。菅野氏はおられなかったが、まだシリーズが続いていき、自分がリアルタイムでそれを追うことができていることに感謝したくなる時間だった。

ネガティブ・サイド
13:30開演予定だったはずが、13:25分にはProject Acesの面々がステージ上に登場して、あいさつが始まった。数分遅れるのはありだが、早まるのはいかがなものか。
パンフレットは会場のキャパいっぱいまで部数を用意して販売するべきでは?
Alicornで2か所、弦楽器が音を一瞬だけ外したかな。

総評
今回、東響の演奏を初めて聞いたが、かなりテクニシャンぞろいだと感じた。Invincible Fleet や The Liberation of Gracemeria ではヴァイオリンやチェロ奏者が腕の動きだけではなく、首の角度や体の傾きまで一致させて演奏する様に驚かされた。映画やゲーム音楽のコンサートには色々な発見があって刺激的だ。今後も年に何度かはチケットを買うようにしたい。
次に劇場鑑賞したい映画
『 28年後...白骨の神殿 』
『 安楽死特区 』
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